ラブラドール・レトリバー
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ラブラドール・レトリバーは、獲物を飛び立たせるフラッシングドッグ&撃ち落とされた獲物を探しだすレトリバー&水の中に落ちた獲物を探しだしてハンターにわたすウォータードッグのグループに属しています。

レトリバーという名前には、「獲物を回収、運搬する」という意味があって、その先祖犬はニューファンドランド島の漁師に飼われて、網からこぼれた魚を拾ったり、流された網を回収する仕事をしていました。

そして、塩ダラを運ぶ船でイギリスに連れてこられ、水鳥の猟犬としての才能が認められて、水鳥を運んでくる「ラブラドール・レトリバー」と名づけられ、大切に飼われてきました。

戦時中には、その鋭い嗅覚で深いところに埋められた地雷を発見する軍用犬として活躍したこともあります。

好奇心が旺盛で、嗅覚などの感覚も鋭く、さらにたぐいまれな忍耐力を持っているので、現在は警察犬、盲導犬、介助犬、麻薬探知犬など、さまざまな分野で活躍しています。

性格は温和で、ゴールデン・レトリバーよりもさらに忍耐強いと言われていて、家庭犬としては理想的な犬種です。

理解力があって、しつけもしやすい犬種なので、人に飛びついたりしないようにきちんとしつけましょう。

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ラブラドール・レトリバーのサイズ及び外観
  • オスは体高56cm〜62cm、体重は27kg〜34kgメスは体高54cm〜59cm、体重は25kg〜32kg
  • しっかりとした体型で広い胸をもち、胴は短く、後肢は筋肉がよく発達している。
  • 肩は長く、ほどよく傾斜し、腹は引き締まっている。
  • 広い頭部には、わずかにストップがある。
  • 耳は頭部の後方に位置し、耳根は幅広く、やや小さく、頬のうしろに接して垂れている。
  • 眼色はブラウン、ヘーゼル、イエロー、ブラック。
  • 顎は力強い。
  • 尾は、付け根が太く、先端にいくほど細くなっている。短い毛が密生している「オッター・テイル」で、
    動いている時は高めの位置に保たれている。
  • 前肢はまっすぐで骨太、後肢は逞しい。
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ラブラドール・レトリバーの被毛とお手入れ

ウェーブのない短く厚いコートをもっています。毛色は主にブラック、イエロー、チョコレートは珍しく、それらの単色ですが、胸の部分に小さな白い班を持つものもいます。

撥水性のある被毛の手入れは比較的簡単ですが、抜け毛も多いので、毎日、獣毛ブラシなどで、マッサージするようにブラッシングします。

月に一度はシャンプーをするようにしましょう。部分的な汚れが目立つ場合には、ドライシャンプーや固く絞った蒸しタオルでふき取るようにしましょう。

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ラブラドール・レトリーバーの健康管理と病気

遺伝的に股関節の形成不全を起こしやすいので、子犬の時からきちんとウエイト管理をして太らせない、そして、
フローリングの床で滑って股関節を痛めたりしないように気をつけましょう。

垂れ耳なので、外耳炎にならないように清潔に心がけましょう。

肥満になりやすい犬種なので、食事管理と散歩などの運動が必要です。
  • 股関節形成不全
  • 胃捻転
  • 関節疾患(肘関節形成不全)
  • 外耳炎
  • 膿皮症
  • ワーブラ症候群
  • 糖尿病
  • 眼疾患眼瞼内反症、二重睫毛)
  • 甲状腺機能障害
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参考資料 「子犬の図鑑」 山と渓谷社 監修 今泉忠明 (2003年8月)
       「世界の愛犬カタログ」 主婦の友社 監修 福山英也 (2002年10月)
       「新 世界の犬図鑑」 山と渓谷社 解説 小島豊治 (2004年)
       「犬のベストカタログ138」 日本文芸社 監修 佐草一優 (2002年4月)