牛や羊を集める番犬だった大型犬が、東欧のポメラニアン地方で小型化されたのが「ポメラニアン」です。サモエド、ノルウェージャン・エルクハウンド、チャウチャウや北極の犬種を含む、北のソリ犬のグループに属していて、スピッツ族と考えられています。
14Kgもあった大型犬が何と2kgの小型愛玩犬に改良されました。ポメラニアンは、英国のビクトリア女王の寵愛を受け、1981年に開催されたドッグショーに数頭が出品され、入賞を果たしたことをきっかけにその後、大流行したのです。
利口で機敏、陽気で友好的ですが、好奇心が強く、興奮しやすい気質があります。見知らぬ人や他の犬には攻撃的になることもあります。吠えグセを持つ犬も出るので、十分なしつけが必要です。
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ポメラニアンのサイズ及び外観
- オスは体高18〜22cm、体重1.5〜3kg。メスは体高17〜21cm、体重は1.5kg〜3kg。
- 小型でボディは短く、背中の線は水平。胸は広く、深い。
- 頭部はV字型で額は広くやや突き出ている。口吻はよく引き締まっている。
- 眼は暗色でアーモンド型。
- 耳は直立し、明瞭なストップがある。
- 尾は高い位置につき、背の方にかぶさっている。
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ポメラニアンの被毛とお手入れ
ダブルコートで、上毛は粗いが下毛は柔らかく綿状。豊富な下毛が上毛を押し上げて、いっそう豪華な雰囲気をかもし出します。前胸のたてがみのようなフリルのある被毛と背の上の長い尾が見事です。
毛色はブラック、ブラウン、チョコレート、レッド、オレンジ、クリーム、セーブル、ウルフ、オレンジセーブル、ビーバー、ブルー、ホワイト、ブラックタン、バーティカラーなどがありますが、単色が好まれます。
生まれたときは成犬より黒っぽい濃い毛色で、成長するにつれて色合いが変化し、落ち着くに半年から1年ぐらいかかります。また、被毛の長さも生まれたときには5mm程度の短毛で、それがフルコートになるまでには生後、約2年かかります。
厚く、豊かなコートを維持するために、毎日のブラッシングは欠かせません。ブラッシングの前に、コートの中に少しベビーパウダーをふりかけて、霧吹きでコートを軽く湿らせながら、行います。
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ポメラニアンの病気
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参考資料 「子犬の図鑑」 山と渓谷社 監修 今泉忠明 (2003年8月)
「世界の愛犬カタログ」 主婦の友社 監修 福山英也 (2002年10月)
「新 世界の犬図鑑」 山と渓谷社 解説 小島豊治 (2004年)
「犬のベストカタログ138」 日本文芸社 監修 佐草一優 (2002年4月)
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