テリアはイギリス産と言うイメージが強いのですが、このボストン・テリアは数少ないアメリカ産で、まるでタキシードを着ているような黒地に白の班模様から「アメリカの紳士犬」というキャッチフレーズを持っています。
かしこくて、しつけやすく、子供からお年寄りまで飼い主を選ばず、どんな人とでもうまくつきあえる性質をもっているので、「究極のペット」と評価する声もあります。
1870年代にアメリカの東海岸にあるボストンでイングリッシュ・テリアとプルドッグとの交配によって作出された「ホッパーズ・ジャッジ」が原種犬です。体重13kgの大型だったその犬種に、その後、小型化の品種改良が行われ、フレンチブルドックとの交配などを経て、現在のボストン・テリアのサイズになりました。
- 飼い主の気持ちをつかむのが上手で、繊細。
- 室内ではお行儀良くできる。遊び好きでボール遊びが得意。
- 少しがんこなところもあるが、学習能力が高く、しつけやすい。
- テリアに備わっている闘争性は低く、おだやかな性格。しかし、知らない人になつかない、他の犬に攻撃的、あるいは吠え癖といった面が出てしまうこともあるので、しつけが必要。
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ボストン・テリアのサイズ及び外観
- オス、メス共に体高46cm〜51cm
- 体重は3つに区分されている。
1.軽量級 6.8kg以下
2.中量級 6.8kg〜9kg
3.重量級 9kg〜11kg
- 四角い体格で背、腰は短い。
- 特徴的な頭部は四角く平らで、皺がない。
- 頭蓋の両側についているコウモリ耳は、そのままでも断耳しても良い。
- 間隔が離れてついている大きな眼は、暗色。
- 鼻は幅があって色は黒。鼻孔の中間にははっきりとしたラインがある。
- 口吻と顎は、四角く幅広い。頭蓋の長さの1/3以内の長さでシワはない。
- 尾は低くつき、まっすぐかスクリュー状になっている。
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ボストン・テリアの被毛とお手入れ
コートは短く、表面が滑らかで、光沢があります。
毛色はブリンドル&ホワイトが好ましいと言われますが、ブラック&ホワイトも認めらています。
ホワイトの斑は、口吻、頭の中央、顎のまわり、前胸、前肢、後肢の飛節の下に平均して入っています。
つややかな短毛のコートは手入れも簡単です。
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ボストン・テリアの健康管理と病気
暑さに弱いこと、眼の角膜が傷つきやすいことが指摘されています。また、帝王切開による出産が多い犬種です。
- 白内障
- 皮膚疾患
- 膝蓋骨脱臼
- 鼻腔狭窄
- 口蓋裂
- 二重睫毛
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参考資料 「子犬の図鑑」 山と渓谷社 監修 今泉忠明 (2003年8月)
「世界の愛犬カタログ」 主婦の友社 監修 福山英也 (2002年10月)
「新 世界の犬図鑑」 山と渓谷社 解説 小島豊治 (2004年)
「犬のベストカタログ138」 日本文芸社 監修 佐草一優 (2002年4月)
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