レトリバーの語源は英語の「レトリーブ」で、その意味は「持ち帰る」というものです。ハンターが撃ち落した獲物を探し出し、くわえて持ち帰ってくる狩猟犬として作られた犬種だったのです。
嗅覚が発達していて、泳ぎがうまく、猟犬として天性の回収能力を持つゴールデン・レトリーバーは、服従訓練でも優れた能力を発揮する犬で、人の要求によく応えることから人命救助犬や盲導犬などとしても活躍しています。
19世紀の初め頃に、イギリスやスコットランドで狩猟がブームになった時に、鳥猟犬として作り出されたと言われています。
1865年にトゥイードマウス卿が「ウェービーコーテッド・レトリバー」(ウェーブのかかった黄色い被毛に覆われたレトリーバー)と「ツイード・ウォーター・スパニエル」(カーリーな被毛を持つ茶褐色のレトリーバー)を交配して、生まれた4頭の子犬から始まりとされています。
その後、セッターやブラッドハウンドとの交配を経て、初めは「黄色の毛色」のフラット・コーテッドだったのですが、1912年に別犬種として認められ、「イエロー・レトリーバー」そして、「ゴールデン・レトリーバー」となりました。
生まれたばかりの子犬の毛色はシェードがかかっていますが、生後10〜14ヶ月ぐらいで親犬と同じ濃いゴールドになります。さらに、5歳ぐらいまでは毛色の濃さが増す犬もいます。
生後4〜5ヶ月ぐらいでは、体の成長と毛の長さの伸びのバランスがとれない時期があって、なんとなく間のびした感じになりますが、しばらく待てば毛足が伸びて、美しいゴールドになります。
- 天性の服従性があり、飼い主には忠誠を尽くす。
- やさしく愛情豊か、そして注意深い性格なので、子供のいる家庭にも適している。
- 活動的でパワフルなので、問題行動を起こすことにならないように。
- 投げたものを追いかけて、口にくわえて持ってくるゲームなどが得意。
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ゴールデン・レトリバーのサイズ及び外観
- オスは体高56cm〜61cm、体重は29kg〜34kg、メスは体高51cm〜57cm、体重は25kg〜29kg
- 力強く、バランスがとれた、体型をしている。
- 短くまっすぐな背に、自然で長い尾。
- 頭蓋は広く平らで、口吻も広く深く、頭蓋とほぼ同じ長さである。
- 耳は中くらいの大きさで、付け根はやや後方に位置し、垂れ下がっている。
- 眼のふちはブラック。理知的で柔和な表情をしている。
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ゴールデン・レトリバーの被毛とお手入れ
被毛は直毛、あるいは波状で厚く、よく水をはじき、適度な柔らかさをもっています。胸、前肢、眼、腹部と尾の下側には、ふさふさした被毛があります。毛色は光沢のある美しいゴールドで、飾り毛の部分は他の部分より少し色が濃くなっています。
被毛をきれいに保つために、ブラッシングとシャンプーが必要です。ダブルコートなので、濡れたままにしておくと、皮膚病の原因になりますので、きちんと乾かして下さい。
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ゴールデン・レトリーバーの健康管理と病気
- 股関節形成不全
遺伝的に股関節の形成不全を起こしやすい犬種です。子犬の時からきちんと体重管理をして太らせないようにすること、また、フローリングの床などで転んで、股関節を痛めたりしないように気をつけましょう。
- 眼瞼内反症
- アレルギー
- 肥大性心筋症
- 胃捻転
- てんかん
老齢の犬では、他の犬種に比べてガンにかかる確率が高いといわれます。
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参考資料 「子犬の図鑑」 山と渓谷社 監修 今泉忠明 (2003年8月)
「世界の愛犬カタログ」 主婦の友社 監修 福山英也 (2002年10月)
「新 世界の犬図鑑」 山と渓谷社 解説 小島豊治 (2004年)
「犬のベストカタログ138」 日本文芸社 監修 佐草一優 (2002年4月)
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