| 乳腺腫瘍 |
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乳腺にしこりができています。皮膚の炎症のように見えることもあります。良性腫瘍は、特徴的な症状はなく、痛みも伴いませんが、乳頭孔から血のような分泌液や膿を出すことがあります。
悪性腫瘍では、しこりが大きくなるスピードが速く、患部が炎症を起こして熱を持つことがあります。
急激に発熱し、乳腺も熱を持ち、痛みがあるため触られるのを嫌がるような場合には、乳腺炎の可能性もあります。その場合には黄色い乳汁が出たり、痛みや発熱で元気がなくなり、食欲も低下します。
判断がむずかしいので、動物病院で検査してもらいます。
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(2)病気の解説と治療法
犬の乳腺は5〜7対あります。犬の腫瘍で圧倒的に多いのが乳腺腫瘍です。雌犬の腫瘍としてはもっとも多く、全腫瘍の半分を占めています。発症年齢は10〜11歳前後が多く、卵巣からのホルモンに関係すると言われます。
早いうちに避妊手術をすれば発症はグンと少なくなります。最初の発情までに手術した場合には、していない場合の2%、2回目の発情後でも25%の発症率とされます。
原因は十分に解明されていませんが、性ホルモンが関与していると考えられています。
雌犬の乳腺腫瘍の発生率は女性の乳がんと比べると3倍も高いとされ、避妊(卵巣摘出)手術を受けなかった高齢の雌犬の50%以上に乳腺に腫瘍が生じます。
出産経験が多いほど、発症率は高まる傾向も見られます。
すべて悪性というわけではありませんが(50%は良性)、悪性の場合には肺などに転移するので、できるだけ早く処置しなければなりません。腫瘍は摘出するだけでなく、再発を考えて乳腺も除去し、経過を見てから残りの乳腺を切除する方法がとられます。
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(3)日常ケアのポイント
日頃のマッサージで乳頭(乳首)周辺をさわって、小さなしこりの有無を確認します。
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